栄養バランスと病気の関係

薬では治らない痒み、アレルギー性疾患や内臓疾患などは、粗悪なフードの原材料や合成添加物が免疫力の低下を引き起こし、「自然治癒力」が働かず発病している可能性が高いのだそうです。

ワンちゃんは、人に近い動物です。人と同じで「自然治癒力」を活性化させるには、バランスがよく添加物が入ってない食事と、それでも不足しがちな栄養を補うサプリメントを与えるのも有効な手段の1つ。サプリメントは、薬と違って健康維持や回復、病気の予防に役立ちますが、効果が表われるには10日から1か月位かかります。食べた物が体を作っているのです。食事には十分気を使ってあげてください。

アレルギー性疾患と感染症

アレルギー性疾患は、免疫力の低下から引き起こされますが、ワンちゃんの場合、痒みでストレスがたまったり、かきむしって新たなトラブルを引き起こしたりしがちです。

病院でもらう薬にプラスしてサプリメントを活用するのもよいと思います。直接、痒みに効きそうなサプリメントは、「亜鉛」。皮膚のかさかさや、乾燥肌の症状を緩和します。「ビタミン系」も良いようです。かかりつけの獣医師に相談してみてくださいね。

主なアレルギー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎

症状:顔や耳、脇の下、内股、足先などが赤くなり、痒がる。
アトピーは、免疫反応が過剰に起こっている状態です。かかり始めは、春先の花粉や夏ののダニなど季節によって症状が出ます。慢性化すると年中症状が出てしまいます。

ノミアレルギー性皮膚炎

症状:背中の腰から尻にかけての部分を痒がる。酷くなると毛が抜け落ち、皮膚一面に赤く粟粒状のブツブツが出る。
ノミアレルギーは、ノミの唾液に含まれるたんぱく質が原因です。ノミは気温が35度前後で活発になるため、夏に症状が出やすくなります。

接触皮膚炎

症状:触れた部分が炎症を起こし痒がる。
触れたものが原因でアレルギー症状が出ます。たとえば、シャンプー、床の材料、じゅうたん、毛布、プラスチックの食器などです。

食餌性皮膚炎

症状:口のまわりに炎症を起こしたり全身を痒がる。
食べたものが原因でアレルギー症状が出ます。たとえば、牛肉、豚肉、鶏肉、人用の牛乳、卵、とうもろこし、大豆、小麦、合成化学添加物などです。

感染症とワクチン接種

ワンちゃんには、「ジステンパー」、「犬パルボ・ウイルス感染症」、「犬伝染性肝炎」、「アデノウイルスⅡ型」、「犬パラインフルエンザ」、「犬レプトスピラ感染症」など、ウイルスや細菌に感染することで起こり、死にいたる場合がある病気があります。

これらの予防には、効果的なワクチンがあります。生後2か月で一回目のワクチンを接種し、その後3~4週間くらいしてから二回目のワクチンを接種します。それ以降は、年一回ワクチンを接種します。ワクチンには2種混合や5種混合、8種混合など種類があるので、どれを何回接種するかは獣医師に相談して決めましょう。