ペットフードの異常に長い賞味期限

私たちがスーパーなどで食料品を購入する時、必ず確認するものに賞味期限があります。しかしペットフードの賞味期限を気にされる人は、案外少ないようです。それは、ペットフードの賞味期限が気にする必要がないほど長いから。ほとんどが1年以上で中には2年以上のものもあります。

私たちが普段主食にしているものに、こんなに長い賞味期限のものがあるでしょうか?原材料に肉を使っているのに、なぜペットフードはこんなに長く傷まないのでしょう。

その答えも、実は原材料表の中にあります。ペットフードは、人が食べるものには禁止されている抗酸化剤を大量に使用しているのです。

皆さんも「無添加であること」が必要ではないかと思うはずです。

ペットフードの気をつけたい合成保存料

BHA(ブルチヒドキシアニソール)

もとは、ガソリンの酸化防止剤です。1954年(昭和29年)に食品添加物として認可され、食用油脂、バター、マーガリンなどに広く使用されていましたが、発ガン性が確認され、現在では一般食品に使用する事は禁止されています。
※「油脂の製造に用いるパーム原料油およびパーム核原料油」に限り使用が認められています。

BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)

もとは、石油用の抗酸化剤です。1956年(昭和31年)に食品添加物として認可されました。魚介冷凍品や魚介乾燥品、魚介塩干品、チューインガム、油脂、バターなどへの限定的な使用が認められていますが、米国では膀胱ガンや甲状腺ガンを誘発する可能性があるといわれています。

エトキシキン

もとは、ゴム固定材です。1953年(昭和28年)に開発されました。カイガラムシ駆除剤、除草剤などにも使われ抗酸化作用がります。これについては、日本では人間用の食品添加物として使用が認可されたことはありません。農薬としての使用も禁止されています。

これだけではありません。良くない素材を美味しそうに見せるための合成着色料(亜硝酸ナトリウム等)、食いつきを良くするための合成香料(プロピルグリコール等)など、他にも多くの合成添加物を使用しているフードが沢山あるのです。

始めて聞く名前も多いと思いますが、エトキシキンは米国がベトナム戦争で使った化学兵器、枯葉剤の成分だといえば、その毒性の想像がつくと思います。愛犬が毎日食べるペットフードの中には、こんな危険な合成添加物が沢山含まれているのです。

AAFCO(米国飼料検査官協会)とは

愛犬家の中には、日本製のフードより米国製のフードのほうが安全性が高いという方がいます。その根拠とされているのが、AAFCO(米国飼料検査官協会)の認可がおりているということのようです。果たしてこの見解は、正しいのでしょうか?

AAFCO(米国飼料検査官協会)とは、Association of American Food Control Officials(米国飼料検査官協会)の略で、アアフコまたはアフコと読みます。

ペットが通常健康に生活するための食事から摂る栄養に対して、適正基準を設定して公開している公的機関、「規制組織」です。AAFCOは「検査機関ではない」ので、「AAFCOの給与試験」といっても、実際にAAFCOが試験を行うのではなく、AAFCO設定の「動物給与試験基準」を使って、各フードメーカーが自主的に試験を行います。

AAFCOは、「表示」への規制はとても厳しいのですが、使用する原材料については、そうでもありません。くず肉を使用してはいけないとも、ペットだった動物をフードの原材料としてはいけないとも規制されていません。有害な合成添加物にもそれほど厳しい規制はありません。

AAFCOとは、「どんな物でも基準値以内であれば使用して良いが、決められた通り表示すること」を規制している機関でしかないのです。

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