ペットフード。その中身は、メーカーによって大きく違います。フードは多くの原材料を組み合わせてできています。少し前、ペットフードには「正しい原材料を使いなさい」「また、その原材料を表記しなさい」という法律ができ、このペットフードに記載された原材料表を見れば、そのフードが何からできているか、多くの情報を得ることができるようになりました。

この法律で、すべてがクリアになったのか? というと疑問が残りますが、私たち飼い主が、簡単に入手できるデータはこれだけです。したがってここで読み取れる情報は、最大限に利用するようにしましょう。

ペットフードの気をつけたい原材料

ペットフードの原材料表の中で気をつけたい「原材料」について記載してみます。

肉副産物(by-product meal、meat meal、meat and bone meal)

肉副産物とは、肉自体ではなく、動物の肺、肝臓、腎臓、胃、腸、血液などを含んでいますということ。粗悪なフードでは糞尿や屍、羽などが含まれている場合もあります。ワンちゃんのためには、避けたほうが無難です。

鶏肉

食肉用に飼育された鶏であるブロイラーの可能性が高いです。その多くは1坪あたり50~60羽という劣悪な環境で飼育されるせいで病気になりやすく、抗生物質などさまざまな薬が投与されています。人間用は、出荷前の疾患および、残留物質に関する検査に合格した肉、ペットフード用は、疾患をもっていたり、高濃度の薬物が残留している肉です。

大豆

ワンちゃんの腹部が膨満する疾患、鼓腸症の原因といわれています。鼓腸症が悪化すると、脳に十分な血液が送れずショック死してしまう可能性があります。本来大豆は健康食品ですが、適切に処理されていない大豆は害となります。ペットフードに使用される大豆のほとんどは、有用成分を絞りきった残り滓(おからではない)で、有害なため畜産動物の飼料の原料として使用することが禁止されています。

ビタミン・ミネラル類

ペットフードの中にビタミンA・D・E・C葉酸・ナイアシンなどのビタミン・ミネラル類が添加されていることは、本来であれば望ましいことです。しかし現在ほとんとのペットフードメーカーでは、原材料が酷く悪いことをカバーするためににビタミン・ミネラル類を添加してます。なので、ビタミン・ミネラル類を大量に添加しているペットフードというのは、よくない原材料を使っている場合が多いのです。

以上は、ほんの一例です。これ以外にも問題は沢山あります。

「こんな危険なペットフードを食べさせたくない!」と思われたと思います。しかし残念ながら現状は、先の法律にこういった状況を改善する力はありません。安全な食事をさせたいと思ったら、私たち飼い主が自分で勉強し、愛犬に合うペットフードを選んであげるしかないのです。